スコーンは、どうやってイギリス全土に広まったのか。

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スコーンが食べたい!クロテッドクリームたっぷりつけて!スコットランドで食べた、げんこつサイズのスコーン!さっくりした生地からバターのいい香り。日本で見かけるのはミニチュアサイズが多いよ。クロテッドクリームもなかなか見ない。国内でもお取り寄せすれば英国のものと変わらずおいしいものもあるだろうけど…。いやいや、焼きたて食べたい。あああ、スコーン!ちなみに、スコーンはスコットランドが発祥の地だそうです。現在のレシピとはまた違ったようで調べています〜。 #同じようなレシピでも作る場所で味かわる 粉 #小麦粉 #スコーン #英国 #スコットランド #お茶の時間 #scones #scone #teatime #uk #unitedkingdom #scotland #clottedcream #tea #eteaket

 

イギリスのお茶の時間につきもののスコーン。

もともと、スコットランド発祥だそうですが、

イングランドで広まったアフタヌーンティにも

定番のメニューとして入っています。

イングランド貴族の習慣であるアフタヌーンティーに

スコーンがいつどうやって定番になったのでしょうか。

 

それは、まだ謎。(涙)

 

イギリス菓子や、アフタヌーンティについての資料を

探し回っても、スコーンのアフタヌーンティデビューについては

どうも見つかりません。

 

ここで、ちょっとおさらい。

 

アフタヌーンティーのはじまり

1800年代中頃、アナ・マリア(ベッドフォード公爵夫人、

夫はフランシス・ラッセル)が始めた習慣。

当時は朝と夕の2食のみで、夕食が夜の8時9時と遅かった模様。

そのため、午後の遅い時間に軽食をとり、

後に客人(主にご婦人方)をもてなす社交の場となったのが

このアフタヌーンティーだそうです。

それが他のご婦人方のお宅にも広まり、

後にホテルでも提供されるようになりました。

 

アナ・マリアが出していたものはお茶の他に、

シンプルなバターのサンドイッチ、小さな焼き菓子という内容だったそう。

ホテルも取り入れ始め、

競い合うようにメニュー構成を発展させたのが

現在のアフタヌーンティーのスタイルとなっているようです。

 

 

え、じゃあ、いつスコーンがメニューに含まれたの?

これが!探せない!

ここの資料がスッパリない!

 

アフタヌーンティーのはじまり、

スコーンの元になったレシピなど、

それぞれの歴史はたどることができたのだが、

二つが一緒になったきっかけは見つからず。

 

今の時点では想像するしかないのか。。。

 妄想はじめ!

アフタヌーンティーを提供し始めたホテルの

料理人に、スコットランド出身者がいた。

 

・正式なレシピではなかったが、

スコットランドのスコーンと似ていたので

スコーンと呼ばれ始めた。

(始めのスコーンは、現在のレシピと異なるようです)

 

・サンドイッチ(食事)とケーキ(デザート)の

中間に位置するものが欲しい!

→スコーンだったら甘くもしょっぱくもいける!

 これいいじゃん!→採用!

(心のツッコミ:ジャムとクロテッドクリームつけ始めたのいつ?

チーズスコーンは最近のレシピじゃないの?)

 

妄想終了。

 

誰がいつどこで

スコーンをアフタヌーンティーに招待したか

どこかに資料ないですかー!?

 

 

 

ちなみにスコーンは

1513年、文献に初めて "scone" という言葉が登場したそうで、

その前からは作られていたのではないかという説がありました。

現在はベーキングパウダーが使われることが多いですが、

その頃は、膨張剤としてバターミルクが使われていたそう。

そして、焼き方もオーブンではなく、鉄板を使用。

現在の成形してから焼く作り方ではなく、

円形にして焼いたものを切っていたそうです。

 

だんだん作り方も変わって現在の形になったのかー。

 

えええ、

どの時点で今のスコーンのレシピになったのかも調べたい!

 

 

 

参考資料:

イギリス菓子図鑑 羽根則子著

Origins of the scone - Food & Beverage

The History of the Scone – The Queen of Scones

第4話 英国の王侯貴族と紅茶・3 午後の紅茶を始めた貴婦人「19世紀 アンナ・マリア」|酒・飲料の歴史|キリン歴史ミュージアム|キリン

アフタヌーン・ティー誕生物語 [Afternoon tea] - Onlineジャーニー